スポーツ整形外科とは

スポーツによる障害には、スポーツに特有な繰り返しの動作により障害の生じる使いすぎ症候群といわれるものと、一度の大きな外力により生じるケガであるスポーツ外傷の二つに分けられます。

スポーツ障害にはテニス肘、ゴルフ肘、野球肘、ジャンパー膝、ランナー膝などスポーツの競技名や動作の名前がついたものがあります。
特定の部位に無理がかかって生じるものですので、症状がひどくならないうちに予防的処置を講じることが大切です。

治療の方法は試合期かトレーニング期か、オフシーズン期かによっても異なりますので、個々の選手の背景にあわせて考えていく必要があります。そして休ませるべきところは休ませ、動かせる部分は動かすといったリハビリを個々に考えることが重要になってきます。

近年、整形外科での超音波エコー検査が進歩し、同じ足首の捻挫でもその重症度が直接眼でみて評価できるようになってきました。そのため固定などの治療を必要最小限どの程度の期間すればよいかを判断できます。またレントゲン検査ではわからないような疲労骨折なども早期に発見することが可能です。
これくらいなら大丈夫だろうといった自己判断や、根性論が治癒を遅らせてしまうこともあります。
早期診断が復帰への早道ですので、まずはご相談ください。

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