職場紹介

リハビリテーション科
科長
理学療法士 岡本雄嗣
sawatari.riha@gmail.com

責任者をつとめております岡本と申します。
当院は理学療法士7名、作業療法士3名の10名の療法士が“機能解剖学”を医師との共通言語とし日々の臨床に務めています。
整形外科診療は自転車に例えられることが多く、医師の診療と療法士のリハビリテーションの両輪が上手に回ることで整形外科診療は前に進むことができ患者様の状態の改善ができます。
これらのどちらかが回らないと患者様の治療は上手くいきません。

当院の医師・療法士はこのことをしっかりと理解し、密に連携をとっています。
その為のツールとして超音波診断装置を診察室・リハビリ室にそれぞれ配置し同じ画像・動画を医師と共有し、それぞれの視点で意見交換を行います。場合によっては、療法士からハイドロリリースやサイレントマニュピレーションなどの注射を医師に依頼することもあります。

こういった緊密な連携は、お互いを信頼しリスペクトしているからこそ可能となるものであり、最善の治療を患者様に提供することにつながります。
信頼・リスペクトは療法士間でも見られます。当院は中途採用の療法士も在籍し、それぞれのバックボーンがあり、それぞれのストロングポイントを皆が共通認識として理解しているため、日々の臨床の合間に自然発生的にディスカションが生まれます。

これにより双方の成長に繋がり患者様により良い治療を提供できます。基本的には担当制で患者様を治療にあたるのですが、このような緊密な連携があるため、スタッフ皆で治療しているという意識が生まれ、患者様が改善したときの喜びも、みんなで共有し、喜びもひとしおです。

運動器リハビリテーションは、現在急速に進歩しています。

知識・技術のアップデートをはかるため、外部からの講師の招聘や、研究会参加への支援策など、積極的におこなっていることも大きな特徴のひとつです。しっかりとした知識・技術を身につけてもらうことは、一人一人にとって、何よりも貴重な財産になると考えているからです。また何より、研鑽を積むことは楽しいものです。『この楽しさをみんなで共有したい!!』と思います。

責任者としての私の大切な役割は、スタッフ一人一人のやりがいや幸せをひきだすための環境作りです。

当院リハビリテーション科のご興味のある療法士の方、ちょっとでも聞きたいことがある方、見学を希望される方などなど気軽にご連絡ください。(冒頭のメールもしくは当院へお電話でもかまいません。)

以下、紹介をかねまして、当院療法士にメッセージをかいていただきましたので是非ごらんください。

理学療法士 都留 雄太
大分B-リングス
球団トレーナー

私は、院外活動として日本独立リーグ野球機構の九州アジアリーグに属する「大分B-リングス」でチームドクターである猿渡院長と共に球団トレーナーとして2020年の球団発足時から活動しています。

これまでに、臨床経験としてNPB選手や大学野球選手、高校野球選手など多くの野球選手を担当してきましたが、独立リーグのチーム内での活動は初めての経験でした。

球団での活動内容は幅広く、選手へのトレーニングやコンディショニング指導はもちろんのこと、定期メディカルチェック、セレクションでの身体機能検査、監督・コーチとの方針のミーティング、試合中の怪我に対する応急処置といった院内活動とは全く異なる仕事ばかりで、沢山の経験をさせて頂くことができました。

当初の私の独立リーガーへの印象は、NPBのドラフト指名を目指して努力している選手という程度のものでしたが、現実には経済的な厳しさ、連戦中の深夜のバス移動、シーズン途中の戦力外、故障を抱えてもパフォーマンスを優先しようとする姿など、他のカテゴリーの選手とは環境に大きな違いがある事も肌に感じて学ぶ事ができました。

そんな中で、私が理学療法士・トレーナーとしてどのようにチームや選手へ貢献できるかを模索したところ、障害予防と故障による長期離脱の回避を行い、選手がベストパフォーマンスを出しやすい環境をつくる事だと考えました。

球団発足から2シーズンが経過しましたが、シーズン中に故障離脱で全く出場出来ないという選手はおらず、クリニックと球団の連携から故障者の早期復帰を継続する事ができました。

また胸郭出口症候群の症状で当院を受診し、一時投球不可能だった投手の1例では、現在では症状は改善し、ドラフト候補選手と言われるレベルまでパフォーマンス向上を達成しており、選手本来の目的であるパフォーマンスアップの面でも支える事ができたのではないかと思います。

今後も猿渡院長やチームスタッフの方々と様々な改良点を模索しながら、チームや選手へ質の高い院外活動が提供できるように頑張りたいと思います。

理学療法士 相馬 美和

 私は現在子どもが小さい為、短時間正社員として勤務しています。

リハビリは予約制で行っていますが、子どもの体調不良や急な呼び出し時には他のスタッフがフォローしてくれます。その為、早退やお休みも可能な状態です。また子どもの行事への参加もしやすいです。

産前産後休暇、育児休暇も取得させてもらっています。当院では、男性スタッフの育児休暇の取得もありました。

勉強会等への参加も他のスタッフと同様に補助も受けれるのでスキルアップも出来ます。

仕事と家庭の両立がしやすい環境だと思います。

理学療法士 森山 南実

私は学生の頃から整形外科とスポーツの分野に興味があり、整形外科とスポーツの症例を多く経験することのできる当クリニックに入職しました。

入職してよかった事はたくさんありますが、大きく分けて2つあります。 

1つは入谷式足底板の作製に携わる事ができる点です。私は入職してすぐに入谷式足底板療法のことを知りました。

入谷式足底板は生活期の多くの患者様が悩まれている歩行時痛の軽減、スポーツ選手に対してもパフォーマンスの向上を図ることができる為、自分も携わりたいと思い評価・作製方法を学びました。

患者様の歩行動作を観察・分析して一人一人に適した足底板を作製する際には複雑なことが多くありますが「痛みがなくなった」と喜んで頂けることにやり甲斐を感じています。 

もう1つは勉強をする環境が整っている点です。当クリニックでは週に一度全体で勉強会を行なっている他、外部から講師をお招きし触診の知識を身につけたり、治療の技術を磨く機会があります。

院外での研修会に参加する際は参加費と交通費の補助をして頂ける為、自分の興味がある研修会へ参加がしやすいです。   また勉強会以外にも先輩から教わる事で知識が身につく事も実感しています。患者様を先輩セラピストと2人で担当することがあり、違う視点に気づくことができる為とても勉強になります。分からない事があった際は先輩からアドバイスや指導をして頂ける為、この職場に入職をして良かったと思います。

リハビリテーション助手
(現在4人体制)

地域のお子さん、スポーツをやっている小中高校生、社会人のかたから御高齢の方まで、円滑にリハビリをうけていただけるように、さまざまなコーディネートを行います。

患者さんと直接触れ合うため、すこしでも患者さんが回復してくれれば喜びもひとしおです。

現在のメンバーはみんな年代もさまざまですが、お互いやりくりしあって、みんな和気藹々と仕事をしています。御興味のあるかた、気軽に見学にきてください!