リハビリテーション科の岡本PT、松原OT、深井PTが令和1年8月30日、31日に大阪府で行われた
「日本整形外科スポーツ医学会学術集会」
にて発表させて頂きました。
8月30日に深井PTが
「中学バスケットボール選手に発症した立方骨疲労骨折に対し拡散型圧力波治療と理学療法が奏功した1例」
という演題で発表させて頂きました。
8月31日に岡本PTが
「当院における肩関節周囲炎に対するサイレント・マニュピレーションの治療成績-疼痛の経時的変化に着目して-」
という演題で発表し、
8月31日に松原OTが
「サイレント・マニュピレーションによる肩関節可動域と日常生活動作との関係性」
という演題で発表させて頂きました。
拡散型圧力波に関する演題も本学会では多くみられ少しずつですが医療機関に普及してきており臨床応用が広がっている印象です。
また立方骨疲労骨折は臨床上珍しく、拡散型圧力波と理学療法を併用することにより良い結果が得られたため立方骨疲労骨折の治療に一石を投じたのではないかと思います。
サイレント・マニュピレーションは肩関節周囲炎などに対する治療として整形外科領域においては有名な手技になっていますが、現状としては施工している施設は少ないようです。
本学会においてはサイレント・マニュピレーションに関する発表は岡本PT、松原OTの演題のみであり、またサイレント・マニュピレーションの過去の発表や論文などは医師によるものが多く、PT・OTが医師の学会でサイレント・マニュピレーションの発表をするということはとても印象が強かったようで多くの医師・PT・OTの方々に聴講して頂けました。
今回の発表で質問して頂いた事は今後の臨床研究の糧にしていくとともに発表だけでなく聴講させて頂いた内容も踏まえて患者様に還元できればと思います。